Android Device Monitor は、Android Studio 3.1 でサポートが終了し、Android Studio 3.2 からは削除されています。Android Device Monitor で使用できる機能は、新機能に置き換えられました。以下の表に基づいて、サポートが終了した機能や削除された機能の代わりに使用できる機能をご確認ください。
Android Device Monitor コンポーネント | 後継となる機能 |
---|---|
Dalvik Debug Monitor Server(DDMS) | このツールはサポートが終了しています。Android Studio 3.0 以降の場合、代わりに Android Profiler を使用して、アプリの CPU、メモリ、ネットワークの使用状況をプロファイリングできます。 接続済みのデバイスにコマンドを送信してポート転送のセットアップ、ファイルの転送、スクリーンショットなど、他のデバッグタスクを行う場合は、Android Debug Bridge( |
Traceview | このツールはサポートが終了しています。 |
Systrace | ネイティブ システム プロセスを検査して、フレームの欠落による UI ジャンクに対処する必要がある場合は、コマンドラインから |
Tracer for OpenGL ES | Android GPU Inspector を使用します。 |
Hierarchy Viewer | アプリのビュー階層をランタイムに検査する場合は、Layout Inspector を使用します。 アプリのレイアウトのレンダリング速度をプロファイリングするには、Window.OnFrameMetricsAvailableListener を使用します。詳細については、こちらのブログ記事をご覧ください。 |
Pixel Perfect | Layout Inspector を使用します。 |
Network Traffic ツール | アプリがネットワーク経由でデータを転送する方法とタイミングを表示する必要がある場合は、Network Profiler を使用します。 |
Android Device Monitor を起動する
Android Studio 3.1 以降でスタンドアロンの Device Monitor アプリケーションを起動するには、android-sdk/tools/
ディレクトリで、コマンドラインに次のように入力します。
monitor
[Devices] ペインでデバイスを選択すると、ツールと接続デバイスをリンクできます。ペインやウィンドウの表示に問題がある場合は、メニューバーから [Window] > [Reset Perspective] を選択してください。
注: 各デバイスにアタッチできるデバッガ プロセスは、一度に 1 つだけに限られます。そのため、たとえば、Android Studio を使用してデバイス上のアプリをデバッグしている場合、Android Device Monitor からデバッガ プロセスをアタッチするには、Android Studio デバッガをデバイスから切断する必要があります。