前のレッスンでは、「Hello, World!」と表示する Android アプリを作成しました。これで、実機またはエミュレータでアプリを実行できます。
実機で実行する
次のようにデバイスを設定します。
- USB ケーブルで、デバイスと開発マシンを接続します。Windows で開発を行っている場合、デバイスに適した USB ドライバのインストールが必要になることがあります。
- 次の手順に沿って、[開発者向けオプション] ウィンドウで、[USB デバッグ] を有効にします。
- 設定アプリを開きます。
- Android 8.0 以降を搭載しているデバイスの場合は、[システム] を選択します。それ以外の場合は、次の手順に進みます。
- 下にスクロールして、[デバイス情報] を選択します。
- 一番下までスクロールして [ビルド番号] を 7 回タップします。
- 前の画面に戻り、一番下までスクロールして [開発者向けオプション] をタップします。
- [開発者向けオプション] ウィンドウで、下にスクロールして [USB デバッグ] を有効にします。
次のようにデバイスでアプリを実行します。
- Android Studio のツールバーで、実行 / デバッグ構成のプルダウン メニューからアプリを選択します。
- ツールバーにあるターゲット デバイス プルダウン メニューから、アプリを実行するデバイスを選択します。
図 1: ターゲット デバイス プルダウン メニュー
実行アイコン
をクリックします。
Android Studio により、接続済みのデバイスにアプリがインストールされ、そのアプリが起動します。これで、「Hello, World!」がデバイスのアプリに表示されます。
アプリの開発を開始する場合は、次のレッスンに進んでください。
エミュレータで実行する
次のようにエミュレータでアプリを実行します。
- Android Studio で、アプリのインストールと実行を行う際にエミュレータが使用する Android Virtual Device(AVD)を作成します。
- ツールバーで、実行 / デバッグ構成のプルダウン メニューからアプリを選択します。
ターゲット デバイス プルダウン メニューから、アプリを実行する AVD を選択します。
図 2: ターゲット デバイス プルダウン メニュー
実行アイコン
をクリックします。
Android Studio により、AVD にアプリがインストールされ、エミュレータが起動します。これで、「Hello, World!」がアプリに表示されます。
アプリの開発を開始する場合は、次のレッスンに進んでください。