モーション シーン ファイルのルート要素です。<MotionScene>
には 1 つ以上の <Transition>
要素が含まれます。これらの各要素は、モーション シーケンスの開始状態、終了状態、この 2 つの状態の間の遷移を定義します。
構文
<MotionScene xmlns:app="http://schemas.android.com/apk/res-auto" xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"> ... </MotionScene>
必須の子要素
<Transition>
- 実行するモーション シーケンスを指定します。
<MotionScene>
に複数の<Transition>
要素が含まれている場合、MotionLayout
はユーザーの操作に基づいて最も適切な<Transition>
を選択します。たとえば、<MotionScene>
に<Transition>
子要素を 4 つ指定し、それぞれの<OnSwipe>
でユーザーが異なる方向にスワイプできるように設定できます。ユーザーが画面上でスワイプすると、MotionLayout
はその方向のスワイプに対して適切な<Transition>
を使用します。
任意の子要素
<ConstraintSet>
- 1 つ以上の
<Transition>
ノードに対して開始状態または終了状態を指定します。<Transition>
は制約セットをポイントする代わりに XML レイアウトをポイントできるので、<MotionLayout>
は<ConstraintSet>
子要素を持つことはできません。
属性
defaultDuration
- すべての遷移のデフォルトの継続時間(ミリ秒)。デフォルトの継続時間は、固有の継続時間が指定されていないモーション シーケンスで使用されます。たとえば、
defaultDuration="300"
を設定した場合、明示的に継続時間を指定しない限り、すべてのモーション シーケンスの継続時間がデフォルトで 300 ミリ秒に設定されます。