Android 15 API でアプリを開発して Android 15 の動作変更でテストするには、Android 15 SDK のセットアップが必要です。このページの手順に沿って Android Studio で Android 15 SDK をセットアップし、Android 15 でアプリをビルドして実行します。
Android Studio を入手する
Android 15 SDK には、古いバージョンの Android Studio と互換性のない変更が含まれています。Android 15 SDK の開発エクスペリエンスを最適化するには、Android Studio Koala Feature Drop | 2024.1.2 以降を使用してください。
Android 15 を試す
Android 15 を完全にサポートする準備ができていなくても、デバッグ可能なアプリ、Android 15 デバイス(仮想デバイスを含む)、互換性フレームワークを使用して、アプリの互換性テストを実施できます。その場合、アプリを変更して SDK でコンパイルするか SDK をターゲットに設定する必要はありません。
アプリのビルド構成を更新する
Android 15 API にアクセスするには、アプリの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを開き、次のように Android 15 の compileSdk
を更新します。
Groovy
android { compileSdk = 35 }
Kotlin
android { compileSdk = 35 }
Android Studio では、Android SDK Upgrade Assistant を使用して、動作の変更に関するコンテキスト情報を確認できます。Android 15 の新しいランタイム動作を有効にする準備ができたら、次のようにアプリの targetSdk
を更新します。
Groovy
android { defaultConfig { targetSdk = 35 } }
Kotlin
android { defaultConfig { targetSdk = 35 } }
SDK を手動でインストールする
Android Studio で次の手順を実施することにより、Android 15 SDK をインストールできます。
- [Tools] > [SDK Manager] をクリックし、[Show Package Details] をクリックします。
- [SDK Platforms] タブで [Android API 35] セクションを開き、[Android SDK Platform 35] パッケージを選択します。
- [SDK Tools] タブで [Android SDK Build-Tools 35] セクションを開き、最新の
35.x.x
バージョンを選択します。 - [OK] をクリックすると、SDK がインストールされます。
次のステップ
アプリに影響する可能性がある変更と、そのような変更をアプリでテストする方法については、以下のトピックをご覧ください。
Android 15 で利用できる新しい API と機能について詳しくは、Android 15 の機能をご覧ください。