Android Studio for Platform(ASfP)は、Android オープンソース プロジェクト(AOSP)の開発環境をセットアップするのに役立ちます。このページでは、新しいプロジェクトを開始する方法と既存のプロジェクトをインポートする方法について説明します。
新しいプロジェクトの作成
プロジェクトが開いていない場合は、ウェルカム画面で [New Project] をクリックします。
![[New Project] オプションが表示されている ASfP のウェルカム画面](https://developer.android.google.cn/studio/platform/images/welcome_screen.png?authuser=002&hl=ja)
すでにプロジェクトを開いている場合は、メニューから [ASfP] > [Project] > [New Project] を選択します。
ウィザードでプロジェクト構成の詳細を入力します。
![ASfP の [New Project] 構成ウィザード画面](https://developer.android.google.cn/studio/platform/images/finish_project_import_screen.png?authuser=002&hl=ja)
- Module paths: AOSP ソースコードのチェックアウトのルートへの絶対パスを指定します(例:
/path/to/aosp)。 - Lunch target: ビルドに使用する lunch ターゲットを入力します(例:
aosp_arm64-eng)。 - Project name: プロジェクトにわかりやすい名前を付けます。
- Directories / modules: プロジェクトに含める初期ディレクトリまたはモジュールをカンマ区切りで指定します。これらは、リポジトリ ルートからの相対パス(
frameworks/base, packages/apps/Settingsなど)で指定する必要があります。また、後から追加、変更することもできます。
- Module paths: AOSP ソースコードのチェックアウトのルートへの絶対パスを指定します(例:
[Finish] をクリックします。ASfP により、プロジェクト構造と
.asfp-project構成ファイルが作成されます。
プロジェクトを構成してカスタマイズする
プロジェクトの初期設定後、プロジェクトのルートにある .asfp-project ファイルを編集して、プロジェクトをさらにカスタマイズできます。このファイルを使用すると、次のことができます。
- ディレクトリとモジュールを追加または削除する。
- Rust や C++ などの他の言語のサポートを有効にする。
- ビルドフラグと環境変数を構成する。
- テストソースを指定する。
すべての構成オプションの詳細については、プロジェクトの概要をご覧ください。.asfp-project を編集した後は、変更を有効にするためにプロジェクトを同期する必要があります。
既存のプロジェクトをインポートする
ASfP には個別の「インポート」アクションはありません。既存の ASfP プロジェクト構成を開くには:
- [ASfP] > [Project] > [New Project] を選択します。
- [Project Name] フィールドで、目的の
.asfp-projectファイルを含むディレクトリに移動して選択します。ウィザードのフィールドには、選択した.asfp-projectファイルに基づいてデータが入力されます。 - [Finish] をクリックします。ASfP が開き、プロジェクトのインデックスが作成されます。