App Actions でアプリをアシスタントに拡張すると、ユーザーは Google アシスタントに話しかけることで、アプリの主要な機能をすばやく利用できるようになります。App Actions を実装すると、次の機能により、アプリのユーザー維持とエンゲージメントを促進できます。
システム ショートカット提案。Google Shortcuts Integration Library を使用すると、Google アシスタントがユーザーに動的ショートカットを提案できるようになります。この機能により、ユーザーはアプリの主要な機能へのショートカットを簡単に見つけて再実行できます。
アプリ内ショートカット提案。In-App Promo SDK を使用すると、アプリ内でユーザーにアシスタント ショートカットを簡単に提案できます。ユーザーは、アシスタントで音声を使用してそれらのショートカットを起動し、Google サーフェスでショートカット提案を確認できます。
システム ショートカット提案を有効にする
Google Shortcuts Integration Library を Android プロジェクトに追加し、動的ショートカットをアシスタントにプッシュするには、アシスタントに動的ショートカットをプッシュするで説明されている手順を実施します。
以下のベスト プラクティスを実践すると、App Actions にバインドされたショートカットがユーザーに対して最大限に提示されます。
ユーザーが関連するアクションを完了するたびにショートカットをプッシュします。これにより、アシスタントなどの Google サーフェスでユーザーにショートカットが提案される機会が増えます。Google Shortcuts Integration Library でプッシュできるショートカットの個数は無制限です。
shortcuts.xml
で静的ショートカットを定義して、アシスタントがユーザーに積極的に提案できるようにします。こうしたショートカットは、アプリの新しいバージョンを Google Play Console にリリースすることによってのみ更新可能であるため、すべてのユーザーが利用できるショートカット(「メールを送って」など)の提案に適しています。静的ショートカットは、動的ショートカットを備えているアプリでまだアクションを実行していない新規ユーザーに対して、アシスタントがアプリのショートカットを提案する場合に役立ちます。
アプリ内ショートカット提案を作成する
In-App Promo SDK を使用すると、アプリ内でアシスタント ショートカットを提案できます。たとえば、ユーザーが音楽アプリで「ヘビーメタル ワークアウト」を検索した場合、その後の検索結果でアシスタント ショートカットを直接提案できます。これにより、ユーザーはアシスタントに「OK Google, ExampleApp でヘビーメタル ワークアウト」と話しかかけてショートカットを起動できます。
ユーザーのオンボーディングを行うとき、または今後アシスタントでユーザーにすばやく再実行してほしいアクションをユーザーが実行したときに、ショートカットを提案することを検討してください。
アプリ用の提案を作成する方法について詳しくは、提案を実装するをご覧ください。