Wear OS 5 に対応するようにアプリを更新すると、Android 14(API レベル 34)をターゲットにすることで、このバージョンの Wear OS に対するアプリの互換性をさらに高められます。
ターゲット SDK バージョンを更新する場合は、Android 14 以降をターゲットとするアプリに影響するシステム動作の変更にも対応してください。
ビルドファイルを更新する
ターゲット SDK バージョンを更新するには、モジュール レベルの build.gradle
ファイルまたは build.gradle.kts
ファイルを開き、Android 14 を表す値に更新します。
ビルドファイルでの値の形式は、使用している Android Gradle プラグイン(AGP)のバージョンによって異なります。
AGP 7.0.0 以上
AGP 7.0.0 以上を使用している場合は、Android 14 を表す次の値でアプリの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを更新します。
Groovy
android { compileSdk 34 ... defaultConfig { targetSdk 34 } }
Kotlin
android { compileSdk = 34 ... defaultConfig { targetSdk = 34 } }
AGP 4.2.0 以下
AGP 4.2.0 以下を使用している場合は、Android 14 を表す次の値でアプリの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを更新します。
Groovy
android { compileSdkVersion "34" ... defaultConfig { targetSdkVersion "34" } }
Kotlin
android { compileSdkVersion = "34" ... defaultConfig { targetSdkVersion = "34" } }
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