12L を入手する

12L の機能追加は、次のいずれかの方法で取得できます。

詳しい手順は次のとおりです。セットアップは簡単で、さまざまな画面サイズでアプリを試すことができます。

テストする内容については、アプリの準備をご覧ください。

12L 仮想デバイスをセットアップする

12L 仮想デバイスをセットアップする手順は次のとおりです。

  1. Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 以上をインストールします。

  2. Android Studio で [Tools] > [SDK Manager] をクリックします。

  3. [SDK Tools] タブで Android Emulator の最新バージョンを選択し、[OK] をクリックします。これにより、最新バージョンがまだインストールされていない場合は、インストールされます。

  4. Android Studio で [Tools] > [Device Manager] をクリックし、[Device Manager] パネルで [Create device] をクリックします。

  5. [Tablet] カテゴリの [Pixel C] や、[Phone] カテゴリの [7.6" Fold-in with outer display] など、大画面でのデバイス定義を選択して [Next] をクリックします。

  6. Android API 32 という 12L システム イメージを探し、[Download] をクリックして取得します。ダウンロードが完了したら、このシステム イメージを選択して [Next] をクリックします。

  7. 仮想デバイスのその他の設定が完了したら、[Finish] をクリックします。

  8. デバイス マネージャで仮想デバイスのリストに戻り、目的の 12L 仮想デバイスを探して起動アイコン をクリックします。

上記の手順を繰り返してさまざまな大画面のデバイス定義を作成します。この定義を使用して、大画面を使用する多様な状況でアプリをテストできます。

サイズ変更可能なエミュレータ

12L 用に設定する大画面の仮想デバイスに加えて、Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 以上に含まれている、サイズ変更可能なデバイス設定を試すことができます。12L システム イメージでサイズ変更可能なデバイス定義を使用すると、Android Emulator で、スマートフォン、折りたたみ式デバイス、タブレット、デスクトップの 4 つの参照デバイスをすばやく切り替えることができます。 折りたたみ式参照デバイスを使用する場合は、折りたたみ / 展開状態を切り替えることもできます。

この柔軟性により、同じ参照デバイスを使用して、設計時のレイアウトの検証とランタイムでの動作のテストの両方を簡単に行えます。サイズ変更可能なエミュレータを新しく作成するには、Android Studio のデバイス マネージャを使用して新しい仮想デバイスを作成し、デバイス定義 [Resizable] を選択します。

Android Emulator の新しいサイズ変更可能なデバイス定義を使用して、さまざまな大画面シナリオで 12L をテストします。

パートナー デバイスで 12L を入手する

Google は Lenovo と提携し、Lenovo P12 Pro で 12L をお試しいただくことを可能にしています。

12L を Lenovo P12 Pro にインストールする方法については、Lenovo の 12L プレビュー サイトをご覧ください。

Lenovo は独自のスケジュールで 12L の更新を提供し、デバイスで見つかった問題を報告するための独自のチャネルを提供しています。Lenovo のデバイスに固有のバグとフィードバックを報告するには Lenovo のフィードバック チャネルを使用することを強くおすすめします。

Lenovo のプレビュー サイトに移動

Google Pixel デバイスで 12L を入手する

サポートされている Google Pixel デバイスをお持ちの場合は、Android のバージョンを確認して更新し、無線(OTA)で 12L を入手してください。

ほとんどの場合、12L に移行するためにデータを完全にリセットする必要はありませんが、デバイスに 12L をインストールする前にデータをバックアップしておくことをおすすめします。

12L の OTA とダウンロードは、次の Google Pixel デバイスで利用できます。

  • Pixel 3a および Pixel 3a XL
  • Pixel 4 および Pixel 4 XL
  • Pixel 4a および Pixel 4a(5G)
  • Pixel 5 および Pixel 5a
  • Pixel 6 および Pixel 6 Pro

システム イメージを書き込むか手動でインストールする

デバイスに書き込む場合は、Android Flash Tool を使用することをおすすめします。

12L をサポートされているデバイスに書き込む

その他の理由でデバイスを手動で書き込む必要がある場合は、Pixel のダウンロード ページから、お使いのデバイス用の 12L システム イメージを入手してください。一般的な手順については、システム イメージの書き込みについてのページをご覧ください。この方法は、テストをきめ細かく制御する必要がある場合(自動テストや回帰テストを行う場合)に便利です。

Generic System Image(GSI)を入手する

Android の Generic System Image(GSI)バイナリは、Treble に対応しているデバイス上でアプリをテストして検証するデベロッパー向けに提供されています。これらのイメージを使用して、12L の互換性の問題に対処できるだけでなく、12L が正式にリリースされる前に OS やフレームワークの問題を見つけて報告できます。

デバイスの要件、書き込む手順、各デバイスに応じたイメージタイプの選択について詳しくは、GSI ドキュメントをご覧ください。GSI バイナリをダウンロードする準備ができたら、GSI リリースページの Android 12 GSI セクションをご覧ください。

次の手順

12L 向けにデバイスを設定したら、以下の項目に進んでください。