TextCircular

円形または曲線テキストの構成を指定します。

Wear OS 4 で導入されました。

構文

<TextCircular centerX="float" centerY="float"
              direction="CLOCKWISE | COUNTER_CLOCKWISE" width="float"
              height="float" startAngle="float-degrees"
              endAngle="float-degrees" align="START | CENTER | END"
              ellipsis="boolean" >
    <!-- Possible inner elements. The PartText element syntax shows a
         more complete example. -->
    <Transform .../>
    <Font ... />
    <BitmapFont ... />
</TextCircular>

属性

TextCircular 要素には次の属性があります。必須の属性もあれば、省略可能な属性もあります。

必須属性

次の属性は必須です。

centerXcenterY

要素の中心位置を指定する浮動小数点値のペア。

これらの属性は「変換可能」です。

widthheight

要素のサイズを指定する浮動小数点値のペア。

startAngleendAngle

テキストの開始側の角度とテキストの終了側の角度をそれぞれ指定する浮動小数点値のペア。0 度は、ウォッチフェイスの 12 時の位置を表します。

たとえば、ウォッチフェイスの上部 4 分の 1 を中心としてテキストを湾曲させるには、335.0startAngle45.0endAngle を使用します。

これらの属性は変換可能です。

オプションの属性

次の属性は省略可能です。

direction

テキストの書き込み方向を指定します。

  • CLOCKWISE(デフォルト): 時計回りの方向にテキストを表示します。
  • COUNTER_CLOCKWISE: 反時計回りにテキストを表示します。
align

親要素内でのテキストの配置を決定します。

  • START: 左揃えまたは上揃え(現在の言語が RTL テキスト方向を使用する場合は右揃え)
  • CENTER: 中央揃え
  • END: 右揃えまたは下揃え(現在の言語が RTL テキスト方向を使用する場合は左揃え)

デフォルト値は CENTER です。

ellipsis

テキストが長すぎて親要素に収まらない場合に、省略記号を表示するかどうかを示すブール値。デフォルト値は FALSE です。

内部要素

Text 要素は、次の内部要素を任意の数だけ含めることができます。