実行ボタン を押すことにより、アプリのビルドとデバイスへのデプロイが実行されます。ただし、共有するアプリまたは Google Play にアップロードするアプリをビルドする場合は、[Build] メニューのオプションのいずれかを使用して、プロジェクトの一部または全部をコンパイルする必要があります。使用するビルド バリアントを選択してから、表 1 にリストされているビルド オプションのいずれかを選択してください。
メニュー項目 | 説明 |
---|---|
Make Module | 最後のビルド以降に変更された、選択したモジュール内のすべてのソースファイル、および選択したモジュールが再帰的に依存するすべてのモジュールをコンパイルします。コンパイルには、依存ソースファイルと、関連するビルドタスクが含まれます。[Project] ウィンドウでモジュール名またはそのファイルのいずれかを選択することにより、ビルドするモジュールを選択できます。 |
Make Project | すべてのモジュールを作成します。 |
Clean Project | すべての中間ビルドファイルとキャッシュされたビルドファイルを削除します。 |
Rebuild Project | 選択したビルド バリアントに対して Clean Project を実行し、APK を生成します。 |
Build Bundle(s) / APK(s) > Build APK(s) |
現在のプロジェクトに含まれるすべてのモジュールにつき、選択したバリアントの APK をビルドします。ビルドが完了すると、確認通知が表示され、APK ファイルへのリンクと APK Analyzer で分析するためのリンクが提供されます。 選択したビルド バリアントが debug ビルドタイプである場合、生成された APK はデバッグキーで署名され、インストールの準備ができています。release バリアントを選択した場合、デフォルトでは APK は署名されないため、手動で APK に署名する必要があります。 メニューバーから [Build] > [Generate Signed Bundle / APK] を選択して、署名済みの App Bundle を生成することも可能です。
ビルドした APK は、Android Studio によって |
Build Bundle(s) / APK(s) > Build Bundle(s) |
現在のプロジェクトに含まれるすべてのモジュールにつき、選択したバリアントの Android App Bundle をビルドします。ビルドが完了すると、確認通知が表示され、App Bundle へのリンクと APK Analyzer で分析するためのリンクが提供されます。 選択したビルド バリアントが debug ビルドタイプである場合、デバッグキーで署名された App Bundle が生成され、
ビルドした APK は、Android Studio によって |
ウィザードのダイアログを表示して、新しい署名構成をセットアップし、署名済みの App Bundle または APK をビルドします。Play Console にアップロードする前に、リリースキーでアプリに署名する必要があります。アプリ署名の詳細については、アプリの署名をご覧ください。 |
注: 実行ボタン をクリックすると、testOnly="true"
でアプリがビルドされます。これは、Android Studio が使用する adb
を介してのみ APK をインストールできることを意味します。ユーザーが adb なしでインストールできるデバッグ可能な APK が必要な場合は、debug バリアントを選択し、[Build Bundle(s) / APK(s)] > [Build APK(s)] をクリックします。
Gradle が各コマンドに対して実行するタスクの詳細を知るには、次のセクションの説明に従って [Build] ウィンドウを開きます。Gradle とビルドプロセスの詳細については、ビルドを設定するをご覧ください。