リストは、要素の垂直方向に連続するインデックスです。Wear OS でリストを作成するには、ScalingLazyColumn を使用します。
ScalingLazyColumn
は Wear OS 専用であり、
LazyColumn
クラスを拡張します。リストにはスケーリングと透明性が備わっているため、ユーザーが注目すべきものをわかりやすくするために、画面の上部と下部でコンテンツを縮小したり、フェードさせたりできます。リストは画面の中央に固定されるため、リストの中央にあるアイテムがさらに強調されます。
リストには、高さが固定または可変のアイテムを含めることができます。リスト コンテンツには、円形ディスプレイに対応できる十分なマージンが必要です。autoCentering
が有効になっている場合、リスト内のそのポイントまでスクロールすると、最初と最後のアイテムの両方がビューポートの中央に配置されます。
スナップ動作
スクロールするときにリストアイテムを強調するには、スナップを使用します。アイテムに高さがあっても画面より高いわけではない場合は、スナップを使用します。
スナップ動作には 2 つの形態があります。ItemCenter
はアイテムの中心を基準点として使用します。ItemStart
は、アイテムの端を基準点として使用します。アイテムを画面中央に 1 つ配置する場合は前者を使用し、画面中央に 2 つ配置する場合は後者を使用します。この動作は、
anchorType
パラメータを使用して設定します。
リスト内のスナップ動作をさらに制御するには、ScalingLazyColumn
宣言でカスタム flingBehavior
を定義します。
使用方法
スマートウォッチでのリストの使用例を次に示します。