Android デベロッパー チャレンジ: オンデバイス機械学習とデベロッパーによる、さらなる利便性への挑戦

Android デベロッパー チャレンジが復活します。これまでにないエクスペリエンスを Android で実現するために手を貸してください。このチャレンジに取り組むうえで最初に注目すべき点は、オンデバイス機械学習です。Google は、この新しいテクノロジーによってさまざまな面での利便性を高めるイノベーションの世界を切り開くことができると確信しています。たとえば、Gmail のスマート作成では入力候補から適切な言葉を見つけることができ、Google 翻訳はオフラインでのコミュニケーションをサポートすることができます。しかし、この新しいテクノロジーによって実現できることはまだまだあります。そのため、デベロッパーの皆様の助けが必要なのです。

概要と参加方法

Google は、オンデバイス機械学習を活用して、ユーザーが物事を成し遂げるうえで本当に役に立つものを提供するアイデアをサポートしたいと考えています。

  • たとえば自動字幕起こしです。聴覚障がいのある方や難聴の方はおよそ 5 億人にのぼります。こうした方々は自動字幕起こしを利用することで、コンテンツを楽しめるようになります。自動字幕起こしはまさに、機械学習がもたらすイノベーションです。このようなイノベーションをもっと多く実現できるよう、デベロッパーの皆様の力を借りたいと考えています。
  • コンセプトに含める機械学習機能は、アプリ自体の基盤となるものでも、Gmail のスマート作成のようなアプリの利便性を高めるものでもかまいません。
  • アイデアは、まだコンセプトの段階のものでも、ユーザーに提供できる状態のものでもかまいません。Google のサポートをどのように活用するのか、また、機械学習を利用してユーザーが何かを成し遂げられるようにするというミッションをどのように実現するのかを伝えてください。アイデアがどのような段階かに関係なく、アイデアを 2020 年 5 月 1 日までに実現するための道筋を示していただく必要があります。
  • アイデアは、(1)Android を対象としたものである必要があります。また、(2)完成品は Google Play でアプリとして配信できる必要があります。デベロッパーの皆様には、コードをオープンソース化して知識を共有することを強く奨励します(ただしこれは任意です)。
  • チャレンジの受賞者には、Google のエンジニアリング エキスパートがアイデアを実現するためのガイダンスを直接提供します。そのためアイデアは、Google がサポートするオンデバイス機械学習サービス(ML Kit、TensorFlow Lite などのサービス、AutoML Vision Edge などの Google Cloud のオンデバイス機械学習サービス、その他のオンデバイス モデルのトレーニング インフラストラクチャを含む)を利用したものである必要があります。

参加方法:

  1. GitHub にリポジトリを作成し、アイデアを共有します。アイデアには #AndroidDevChallenge というタグを付けてください。
  2. 提出物の概要説明に使用するためのカバーレターを作成してあります。カバーレターは以下の内容で構成されています。
    • アイデアの概要: 機能やサービスの内容と、イノベーションの実現のために機械学習をどのように利用するのかを 250 ワードで説明してください。
    • アイデアの実現に向けた計画: プロジェクトの状況と、プロジェクトを進めるにあたって Google のサポートをどのように利用するのかを説明してください。優れた提出物には、すばらしいアイデアだけでなく、計画の具体的な道筋も示されているものです。つまり、提出物には次のものを含める必要があります。
      1. サンプルコード(作成済みの場合)
      2. Google のサポートをどのように利用したいかを記載したリスト
      3. 2020 年 5 月 1 日までに実現するためのタイムライン
    • 自己紹介: すばらしいアイデアは考慮すべき要素の 1 つにすぎません。Google は、デベロッパー自身のことについても知りたいと考えています。他にどのようなプロジェクトを遂行してきたかを教えてください。そうすることで、プロジェクトのサポート方法に関するアイデアを得ることができます。
  3. 最終ステップ: GitHub のリポジトリに提出物(カバーレター、その他の資料(サンプルコードなど)を含む)を格納したら、こちらのフォームに記入して、提案書を正式に提出してください

スケジュール

  • 2019 年 10 月 24 日 - チャレンジの提出物の受け付け開始: 提出方法は次のとおりです。
  • 2019 年 12 月 2 日 - アイデアの提出期限: 2019 年 12 月 2 日の午後 11 時 59 分(太平洋時間)までに GitHub に提案書をアップロードし、こちらの完了フォームに記入してください。
  • 2019 年 12 月 15 日 - 受賞プロジェクトの選出: 優れたアイデアを提案した 10 のデベロッパーと連絡を取り、プロジェクトを次の段階に進められるようにガイダンス(開発に関するガイダンスと Google でのブートキャンプを含む)を提供します。
  • 2 月上旬 - 技術的な専門知識の提供: 選出されたデベロッパーをカリフォルニア州マウンテンビューの Google 本社に招待し、Google のエキスパート パネルが指導するブートキャンプを開催します。これは、プロジェクトの始動をサポートするために設計されたものです。
  • 2~4 月 - 開発作業: 開発指導サポートを通じて、アイデアを実現できるよう継続的に支援します。
  • 5 月 - アイデアの紹介: Google I/O に向けた下準備の一環として、Android デベロッパーの YouTube チャンネルとブログ チャンネルで受賞コンセプトを大々的に取り上げます。また、Google I/O の基調講演やサンドボックスなどでも直接紹介されるかもしれません。さらに、受賞者は Google I/O に招待される予定です。

アイデアを実現し、数十億人のユーザーにリーチする

Google は優れたコンセプトを 10 個選出し、そのアイデアの実現に向けた計画をサポートするために専門知識とガイダンスを提供します。アプリの開発の完了後、Google Play のコレクションなどを通じて数十億人のユーザーにアプリを紹介できるようサポートします。受賞デベロッパーは以下のサポートを受けることができます。

専門知識と開発のサポート: Google はデベロッパーと連携し、コンセプトの実現に向けた計画の実行に役立つ専門知識とガイダンスを提供します。

  • カリフォルニア州マウンテンビューにある Google 本社で、エキスパート パネルによる無料のワーキング セッションを開催します。
  • ブートキャンプでは Google のエンジニアが直接指導し、アプリの実現に向けた計画の実行に役立つガイダンスと技術的な専門知識を提供します。

紹介: アプリを公開する準備ができたら、Google がユーザー獲得をサポートします。また、幅広い Android コミュニティにアプリを紹介します。

  • Google Play のコレクションで大々的にアプリを取り上げます(5 月 1 日に Google Play でアプリを公開できるように準備する必要があります。また、アプリは Google の最低品質要件を満たす必要があります)。
  • Google I/O 2020 に招待します。
  • developers.android.com の新しいセクションで幅広い Android デベロッパー コミュニティに、受賞した機能を紹介します。Google I/O のサンドボックス、セッション、基調講演などでも紹介できるかもしれません。
Android デベロッパー チャレンジの法的条項について詳しくは、こちらをご覧ください。