Android 17 の機能と変更点のリスト

アプリ デベロッパーに影響を与える可能性のある、機能と動作の変更点を次の表に示します。このリストを使用して影響のある変更点を探し、対応するリンクをクリックしてドキュメントをご覧ください。

カテゴリ タイプ 名前
セキュリティ 変更(すべてのアプリ) クロス プロファイル ループバック トラフィックをブロック
クロス プロファイル ループバック トラフィックはデフォルトで許可されなくなりました。
セキュリティ 変更(すべてのアプリ) アプリごとのキーストアの上限
アプリが作成できるキーストア キーの数には、対象 API レベルに応じて上限があります。上限を超えてキーを作成すると、例外が発生します。
セキュリティ 変更(すべてのアプリ) 暗黙的な URI 付与を制限
Android アプリが URI を含むインテントを開始する場合、システムが自動的に付与するのを待つのではなく、必要な URI 権限をすべて明示的に事前割り当てすることをおすすめします。
セキュリティ 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) デフォルトで CT を有効化
Android 16 では、アプリが Certificate Transparency 機能を有効化できるようになりました。Android 17 では、デバイスによって実行されるすべての TLS 接続で Certificate Transparency を有効にする予定です。
セキュリティ 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) より安全なネイティブ DCL - C
アプリは、検出されずに DCL モジュールが上書きされないようにする必要があります。
セキュリティ 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) アクティビティ セキュリティ
ASM の再リリースなど、プラットフォームのセキュリティを強化するためのさまざまな変更。
セキュリティ 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) CP2 データビューの PII フィールドを制限
Android 17 以上をターゲットとするアプリは、CP2 データビューの特定の PII フィールドにアクセスできません。
セキュリティ 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) CP2 で厳格な SQL チェックを適用
Android 17 以降をターゲットとするアプリでは、READ_CONTACTS 権限なしで ContactsContract.Data テーブルにアクセスする際に、連絡先プロバイダ 2 が厳格な SQL クエリ検証を適用します。
セキュリティ 新機能と API Android 高度な保護機能モード(AAPM)
Android ユーザーに強力な新しいセキュリティ機能を提供します。
セキュリティ 新機能と API PQC APK 署名
新しいポスト量子暗号(PQC)署名鍵で APK に署名するためのサポートを追加します。
セキュリティ 新機能と API Yell
Yell は、Android 搭載デバイスにおいて、マルウェアまたはエクスプロイト キャンペーンに関連付けられたドメイン名にアクセスしようする試みが 1 回以上検出されたことを、危険にさらされているユーザー(ARU)に通知します。
コア機能 変更(すべてのアプリ) アプリのメモリ上限
Android 17 では、デバイスの合計 RAM に基づく新しいアプリのメモリ上限が導入されました。
コア機能 変更(すべてのアプリ) 通知ビットマップのオフロード
大きな通知ビットマップがアクティブ メモリから長期保存にオフロードされます。
コア機能 変更(すべてのアプリ) Android 17 の Android NFC の変更
バックグラウンドからの NFC タグの読み取りに対する保護が強化されました。
コア機能 変更(すべてのアプリ) アプリのメモリ ランタイムの上限
アプリのメモリ上限の適用がより厳格になります。これらの上限を超えると、アプリがクラッシュする可能性があります。
コア機能 変更(すべてのアプリ) usesClearTraffic の非推奨化計画
今後のリリースで usesClearTraffic を非推奨化する予定です。HTTP 接続を行う必要があるアプリは、代わりにネットワーク セキュリティ構成ファイルを使用するように移行する必要があります。
コア機能 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) ファイルのゴミ箱
DocumentsUI のゴミ箱をサポートする新しい API。
コア機能 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) 新しい NPU フィーチャー トグル
Android 17 をターゲットとするアプリは、NPU にアクセスする必要がある場合、android.hardware.npu 機能を宣言する必要があります。
コア機能 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) 通知のカスタムビューのメモリ制限
Android 17(API レベル 37)では、カスタムビューを使用する通知のメモリ使用量チェックが厳格化されました
コア機能 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) static final フィールドが変更不可に
Android 17 以降をターゲットとするアプリは、static final フィールドを変更できません。このような操作を行うと、例外が発生します。
コア機能 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) MessageQueue の新しいロックフリー実装
Android 17 以上をターゲットとするアプリは、MessageQueue の新しいロックフリー実装を利用できます。
コア機能 新機能と API 新しい ProfilingManager トリガー
Android 17 では、パフォーマンスの問題をデバッグするための詳細なデータを収集できるように、ProfilingManager にいくつかの新しいシステム トリガーが追加されています。
コア機能 新機能と API JobDebugInfo API
デベロッパーが JobScheduler ジョブをデバッグするのに役立つ新しい `JobDebugInfo` API。
コア機能 新機能と API WorkManager デバッグ API
WorkManager イベントを追跡し、統計情報をクエリするための新しい API。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 変更(すべてのアプリ) ノイズ インジェクションによる自動入力検出の改善
Android 17 では、自動入力フィールドの検出を強化する新しい AutofillNoiseInjectedData API が提供されます。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 変更(すべてのアプリ) 回転後の IME の可視性に関するデフォルトを復元
デバイスの回転や構成変更が発生したときに、システムはデフォルトの可視性モードを使用して、IME を表示するかどうかを決定します。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) WebView のユーザー エージェントの削減
Android 17 以降、WebView のデフォルトのユーザー エージェント文字列が短くなりました。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 新機能と API アシスタント専用の音量ストリーム
Android 17 では、アシスタント アプリ専用のアシスタント音量ストリームが導入され、メディアの音量とは別に制御できるようになりました。新しい MODE_ASSISTANT_CONVERSATION にアクセスできるアシスタント アプリは、音量のさらなる改善(アクティブな再生外での制御や Bluetooth 周辺機器経由での制御)を有効にできます。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 新機能と API MetricStyle テンプレート
Android 17 では、健康とフィットネス、タイマー、ストップウォッチ、旅行のユースケースをサポートするための MetricStyle テンプレートが導入されています。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 新機能と API ライブ情報 - セマンティック カラー API
安全性、危険性、注意を強く連想させる色をサポートするセマンティック カラー API を、ライブ情報に導入しました。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 新機能と API ハンドオフ
ハンドオフは、ユーザーがあるデバイスで開始したタスクを別のデバイスで続行できるようにする機能です。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 新機能と API 生成 UX ウィジェット
生成ウィジェットを使用すると、ユーザーはカスタムの天気、時間、価格トラッキング、スポーツの順位など、カスタマイズされた情報やニーズを追跡できます。
ユーザー エクスペリエンスとシステム UI 新機能と API Android Context Engine
Android プラットフォームで実行されるエージェントの改善を目的として、コンテキストやその他のユーザー情報の保存と提供の構成要素を定義する取り組み。
プライバシー 変更(すべてのアプリ) メッセージへのアクセスが制限される
ほとんどのアプリがエンドツーエンドの暗号化が適用されたメッセージにアクセスできなくなります。
プライバシー 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) 標準 SMS メッセージの OTP 保護
ユーザーが SMS 権限を付与していても、優先度の低いアプリはワンタイム パスワード(OTP)にすぐにアクセスできません。
プライバシー 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) Android 17 をターゲットとするアプリに必要なローカル ネットワーク権限
Android 17 をターゲットとするアプリは、付近のデバイス グループに適切な権限がない限り、ローカル デバイスにアクセスできません。この要件は Android 16 ではオプトインでした。
プライバシー 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) ECH(暗号化された Client Hello)が有効
Android 17 以上をターゲットとするアプリでは、TLS 接続で ECH が有効になっています。
プライバシー 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) 実機からパスワードを非表示
実機から入力されたパスワードがデバイスに表示されなくなります。
プライバシー 新機能と API Android 連絡先選択ツール
Android 17 では、ユーザーの連絡先へのアクセス権をアプリに付与する権限不要の手段として、新しい連絡先選択ツールが導入されています。
手入力 変更(すべてのアプリ) ポインタ キャプチャ中にタッチパッドが相対イベントをデフォルトで配信する
Android 17 以降では、タッチパッドは絶対イベントではなく、相対ポインタ イベント(マウスイベントと同様)を配信します。
メディア 変更(すべてのアプリ) バックグラウンド音声の強化
アプリは、前面に表示されているかフォアグラウンド サービスがある場合を除き、音声の再生や、他のアプリの音声の妨げになる音声 API の使用はできません。
メディア 新機能と API PiP Jetpack ライブラリ
メディア再生アプリでピクチャー イン ピクチャー(PiP)を処理するのに役立つ Jetpack ライブラリ。
メディア 新機能と API 機密性の高い音声をキャプチャするための新しい BYPASS_CONCURRENT_RECORD_AUDIO_RESTRICTION 権限
通話中やその他の機密性の高い音声のユースケースで音声を同時にキャプチャするための新しい BYPASS_CONCURRENT_RECORD_AUDIO_RESTRICTION 権限を導入します。
接続 変更(すべてのアプリ) Bluetooth ボンドの損失に対する自律的な再ペア設定
ボンドの損失が発生した後、システムはバックグラウンドで Bluetooth ボンドを自動的に再確立します。これにより、ユーザーが設定でデバイスのペア設定を解除して再ペア設定する必要がなくなります。
接続 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) RFCOMM の BluetoothSocket read() の動作の一貫性
Android 17 以降をターゲットとするアプリでは、BluetoothSocket RFCOMM 実装が標準の Java InputStream の動作に沿うようになります。
接続 新機能と API 制約のある衛星ネットワーク
低帯域幅の衛星ネットワークで Android アプリを効果的に動作させることに重点を置いています。
ユーザー補助 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) 複雑な IME 物理キーボード入力のユーザー補助サポート
この機能により、IME からユーザー補助サービスに伝達できるテキスト変更情報が増えるため、複雑な IME 入力に対しても、スクリーン リーダーは一貫性が高く自然で、信頼性の高いフィードバックを提供できるようになります。
デバイスのフォーム ファクタ 変更(17 以降をターゲットとするアプリ) 大画面(画面幅 600 dp 以上)での画面の向き、サイズ変更、アスペクト比の制約を無視するためのプラットフォーム API の変更
Android 16 では、大画面(画面幅 600 dp 以上)デバイスの場合に画面の向き、サイズ変更、アスペクト比の制約を無視できるようプラットフォーム API に変更を加えました。Android 17 をターゲットとするアプリは、これらの変更をオプトアウトできなくなります。
カメラ 新機能と API カメラ機能の組み合わせをクエリできる Jetpack API
アプリがカメラ機能の組み合わせが同時にサポートされているかどうかをクエリできる API。
Wear OS 新機能と API メディア セッションのブリッジングを改善する新しい Android Media API
新しい Media API により、Wear Media Controls はスマートウォッチにブリッジされたメディア セッションのオーナー権限を維持できるようになります。
Wear OS 新機能と API Wear ProtoLayout の PendingIntents API を通じてタイルでオリジン トランジションを有効化
すべてのタイルのユースケースでオリジン トランジションを有効にするため、アプリの起動用の PendingIntents API を導入します。この API はオリジン トランジションの UX もサポートします。
Wear OS 新機能と API Google Pixel Watch のバックアップ範囲
0P / 1P の Google Pixel Watch アプリは、Google One を介したバックアップをサポートする必要があります。
グラフィック 新機能と API Android の WebGPU
OpenGL ES のサポートはメンテナンス モードに移行し、新機能の開発は Vulkan + WebGPU で行われます。