Wi-Fi Easy Connect

Android 10(API レベル 29)以降のデバイスでは、Easy Connect を使用してピアデバイスに Wi-Fi 認証情報をプロビジョニングできます。これは Android 9 でサポートが終了した WPS に代わるものです。アプリは、ACTION_PROCESS_WIFI_EASY_CONNECT_URI インテントを使用して、セットアップとプロビジョニングのフローに Easy Connect を統合できます。このインテントには URI が必要です。呼び出し元アプリは、ステッカーやディスプレイからの QR コードのスキャン、Bluetooth LE または NFC アドバタイズメントのスキャンなど、さまざまな方法で URI を取得できます。

URI が使用可能になったら、ACTION_PROCESS_WIFI_EASY_CONNECT_URI インテントを使用してピアデバイスの Wi-Fi 認証情報をプロビジョニングできます。これにより、ユーザーは認証情報を共有して安全に転送するための Wi-Fi ネットワークを選択できます。

Easy Connect には、位置情報または Wi-Fi の利用許可は必要ありません。