アクティビティは、Android プラットフォームのアプリの基本的な構成要素の 1 つです。 ユーザーがアプリとやり取りするためのエントリ ポイントとして機能し、アプリ内での移動([戻る] ボタン)やアプリ間での移動([最近] ボタン)の主な方法にもなります。
アクティビティを巧みに扱うと、たとえば次のようなことが可能になります。
- 画面の向きの変更をユーザー エクスペリエンスを損なわずにスムーズに行う。
- アクティビティの遷移中にユーザーデータを失わない。
- 適切なタイミングでシステムによってプロセスを強制終了する。
このセクションではまず、アクティビティのコンセプトの概要について説明します。続けて、アクティビティのライフサイクルについて詳しく説明します。次に、状態の変更とそれらに対応する方法について説明します。その後で、アクティビティとアプリ内およびアプリ間での移動との関係について説明します。最後に、アクティビティとアクティビティをホストするプロセスとの関係について説明します。