<プロパティ>

構文:
<property android:name="string"
           android:resource="resource specification"
           android:value="string" />
上位の要素:
<activity>
<activity-alias>
<application>
<provider>
<receiver>
<service>
説明:
親コンポーネントに提供可能な任意の追加データアイテムの名前と値のペア。コンポーネント要素には任意の数の <property> サブ要素を含めることができます。有効な値には、PackageManager クラスで定義されたプロパティ定数WindowProperties などのクラスで定義された PackageManager.Property タグ、アドホックで定義された任意の定数が含まれます。 PackageManager.getProperty() メソッドを使用して個別に値を取得します。

通常の値を指定する場合は android:value 属性を使用します。リソース ID は android:resource 属性で指定します。android:valueandroid:resource の両方を指定することはできません。

たとえば、以下のコードは、@string/kangaroo リソースにどのような値が格納されていても、名前として zoo に割り当てます。

<property android:name="zoo" android:value=”@string/kangaroo” />

ただし、以下のコードは、リソースに格納されている値ではなく、リソースの数値 ID を zoo に割り当てます。

<property android:name="zoo" android:resource=”@string/kangaroo” />
属性:
android:name
プロパティの名前。兄弟である複数の <property> タグの名前が同じであると、解析エラーが発生します。
android:resource
リソースへの参照。リソースの ID はプロパティに割り当てられた値です。ID は、 PackageManager.Property.getResourceId() でプロパティから取得できます。
android:value
プロパティに割り当てられた値。以下の表に、value 属性の有効なデータ型とアクセサ メソッドを示します。
データ型 PackageManager.Property アクセサ
文字列: 文字をエスケープするには、2 つのバックスラッシュ(\\)を使用する(Unicode 文字の場合、「\\n」や「\\uxxxxx」など) getString()
整数: 100 など getInteger()
ブール値: true または false getBoolean()
カラー: #rgb#argb#rrggbb#aarrggbb の形式 getInteger()
浮動小数点数: 1.23 など getFloat()

注: <property> タグに android:value 属性と android:resource 属性の両方を含めることはできません。その場合は、android:resource の使用をおすすめします。

導入時の API レベル:
API レベル 31