サンプルアプリ
ADPF サンプルアプリは、ADPF API の基本的な使用例を示しています。
このサンプルアプリは、ADPF の getThermalHeadroom
API と thermal status API を使用して、デバイスの温度ステータスを表示します。また、レンダリング スレッドのパフォーマンスを制御するために、サーマル ヘッドルームと Performance Hint Manager API に基づいてワークロードを動的に変更します。
Codelab
適応性機能をネイティブ ゲームに統合する Codelab では、ADPF 機能をゲームに統合する手順を説明します。手順は簡単で、自分のペースで進めることができます。この Codelab の終了時には、次の機能を統合し、その機能を理解できるようになります。
- Thermal API: デバイスの熱状態をリッスンし、デバイスが熱スロットリング状態になる前に対応します。
- Game Mode API: プレーヤーの最適化設定(パフォーマンスの最大化またはバッテリーの節約)を把握し、それに応じて調整します。
- Game State API: ゲームの状態(読み込み、再生、UI など)をシステムに知らせ、システムがそれに応じてリソースを調整できるようにします(I/O、CPU、GPU をブーストするなど)。
- Performance Hint API: スレッドモデルとワークロードをシステムに伝え、システムでそれに応じてリソースを割り当てられるようにします。
デベロッパーの事例
デベロッパーの成功事例で、ゲーム デベロッパーが Adaptability API を使用して FPS の安定性を高め、消費電力を最適化した方法をご覧ください。
- Kakao Games が Android Adaptability で FPS の安定性を 96% に向上
- Gameloft は Game Mode API によりデバイスの消費電力を 70% 削減し、プレイ時間を 35% 延長
- Android Game Development Kit(AGDK)の最新情報: 適応性とパフォーマンスに関わる機能
- GDC Vault - Google Developer Summit: Android Dynamic Performance Framework によるゲーム パフォーマンスの向上
- MediaTek が Android SoC の動的パフォーマンスを強化
- NCSoft Lineage W が ADPF を使用して持続的なパフォーマンスを向上させ、サーマル スロットリングを防止
- Unreal Engine での Android Dynamic Performance Framework(ADPF)の ARM スタートガイド